樹脂自動計量混合吐出装置

M&Kの「樹脂自動計量混合吐出装置」の特長とは?

液体樹脂は主に「主剤」と「硬化剤」の2液を使い、直前に2液を混合して化学反応させ、ワークに流し込みます。この工程で重要となるのが「ミキサーノズル」。M&Kでは独自のミキサーノズルを採用し、ノズル内で均一に混合して、必要な部分に適量流し込むことができます。
「金属製のノズルは溶液で洗浄する手間とコストがネック」というお客様の声に応え、当社では透明プラスチック製の「ミキサーノズル」を開発。使い捨てタイプのため、製造現場の負担を減らし、品質向上にもつながります。

吐出装置にはロボットやコンベアを組み合わせ、自動計量から注入まで完全オートメーション化。オペレーターによる操作だけで、ミリ単位の小さなワーク、凹凸の多い複雑なワークにも指定量をピタリと流し込むことができます。
「2液」だけでなく、主剤と硬化剤を混合した「1液」、主剤・硬化剤にプラスαの液体を加えた「3液」の混合にも対応できます。日々進化する液状樹脂を制御できるのは、専門メーカーで30年という実績があるからこそ。大手メーカーのクルマ、洗濯機、エアコン、各種産業機器といった先進の製品の内部で、日々その性能を発揮しています。